学生時代の友情はありがたいものだと思う

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 癌の手術の少し前、それはそれは忙しい学友二人が時間を作って会ってくれた。12月だったか、1月だったか、忘年会だったか、新年会だったか、どちらの名目で彼らを呼び出したかも忘れてしまった。1年前の冬だったような気がするけれど、それも定かではない。

 定期的に開く3人同窓会。あれは20年くらい前だったかな?中野のバーに3人で入った時に、隣の隣の席にいた常連のお姉さんが「なになに、あなたたち、大学の同級生なの?」と聞いてきた。「ええ、そうなんですよ。」と私が答えると、常連さんは「じゃあ、彼女がマドンナだったわけぇー?」と楽しそうに聞いてきた。そんなことは私では分からないので、困惑していると、「昔はね。」と右京君(水色のハート)が微笑みながら言った。そしてルパン君(緑のハート)も「あははは」と軽く笑ってノリを合わせた。

 そんな時間がとても好きだ。

 タイプは違うけど、3人は根底ではなんとなく似ている…と、30年間思ってきて、30年たってもその考えは変わらない。料理の映像を作りたいと相談をしたら、真っ先に助けてくれたのもこの二人。友情とはいいものだ。

 私は女性脳っぽい依存心や同調圧力が好きではないし、女性脳の人々が作りやすいベタベタした関係作りが好きではないので、どうしても友人は男性になりやすい。もちろん、男性でも同調や依存を好む人達もいるが、私はそういった人は男女とも早期に、それ以上近寄ってこないように、けん制するので私に近寄っては来ない。私を女として意識したであろう男性にも早期にけん制するので、恋愛トラブルも起こらない。

 兄弟のような、幼馴染のような、のんきで温かい関係のまま、一生この友情をたもちたい。私が一人でも大丈夫なのは、このような人たちに囲まれているからなのだとしみじみとする。

 アラフィフにもなると、友人たちに思うことはたったひとつ。私より先に死ぬなよ…ということだけ。

 

おわり